代表取締役のご挨拶。創業者から引き継がれる思いと次世代に向けたモノづくり。
世の中にないモノ以外は作らない
私がミノル工業に入社したのは22年前の2003年でした。最初に配属されたのは愛知県岡崎市の製造部門。当時は平成不況の真っただ中。建設関連の需要は低迷し、さらに2008年のリーマンショックが追い打ちをかけ、私たちは非常に厳しい状況を経験しました。そのような中で、お客さまに弊社の製品を選んでいただくには、他社との差別化、つまり、『世の中にないモノ以外は作らない』というポリシーが必要と強く感じるようになりました。
創業者から引き継がれる思いと次世代に向けたモノづくり
電気工事業は、昔に比べれば道具の進化や現場改善が進んだとはいえ、依然として大変な仕事です。加えて、人材不足や高齢化といった、短期的な解決が難しい課題も抱えています。このような状況で、メーカーとして現場の皆さまをどのようにサポートできるのか。この問いにこそ、次の世代を生き抜くカギがあると考えています。
創業者である祖父、髙橋貴は「需要とは自ら創出していくものである」と常々口にしていました。この言葉には、「良いものを作り、お客様に喜んでほしい」という強い想いが込められていたと聞いています。
これらの教えから、私たちがなすべきことは明確です。それは、創業理念でもある「創造」を通じて、電気工事業界を力強くバックアップしていくこと。私たちは、お客様の課題を解決し、現場の未来を切り拓くような、これまでにない価値を創造し続けてまいります。。
ミノル工業株式会社 代表取締役社長
株式会社 MARVEL R&D 代表取締役社長
髙橋 功